令和6年6月29日、霊芝の生産をお願いしている大分県のキノコ生産者のところに行ってきました。梅雨のこの時期が収穫のタイミングだということで、雨具持参で出発しました。
博多駅からJRで1時間30分、大分の中津駅に到着。駅で出迎えてくれた社長自らの運転で1時間30分、霊芝を育てている山へ到着です。
早速、霊芝を育てているテントを見させてもらうと凄いです!大きく傘を開いた霊芝が迎えてくれました。何千という数があるでしょうか。生育の早い霊芝はすでに胞子(霊芝の子ども)を放出し始めています。今年も出来は誰が見ても立派です。最高級の霊芝が育っていました。
社長に霊芝の育て方を聞くと、誰でも成功するものではなく、確率はとても低いそうです。私も3年前に訪ねた時、霊芝の菌を植え付けた菌床をもらい受けて店内で育ててみましたが、細い柄の小さな傘の霊芝が何本も出てきて、大きく傘を開かせることはできませんでした。
後で話を聞くと、全部を育てるのではなく大きくなりそうなもの以外は間引く必要があるそうです。「毎日様子を見て病気にかかっていないか、カビは生えてきていないかなど、手塩にかけて育てないと立派な霊芝はできません」とのことでした。
長年の豊富な知識と経験から大切に育てられた霊芝は、私たちの健康に役立つ優れた成分を多く持っているはずです。霊芝の持っている成分とは、厳しい自然環境のなかで霊芝が外敵(病原菌、ウィルスなど)から自身の子ども(胞子)を守るために作った、たくさんの闘う成分なのです。その霊芝の主要成分こそが私たちの健康を守ってくれる「ガノデリン酸」なのです。霊芝の立派な生育状態を見て安心しました。今年の霊芝も最高の出来でした。
※今回も生育途中の菌株を分けてもらい店内で育ててみることにしました。
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