- 肌がかさかさで痛い・かゆい
- 乾燥から起こるやっかいな風邪
冬になると、いたるところの乾燥が気になりますよね。
けれどもその乾燥、季節や環境だけが原因ではない可能性があることをご存知ですか？
実は身体の中でビタミンAが不足すると、これらの症状が出てくるようです。
ビタミンA？
あまりピンときていない人も、『β-カロテン』と言われれば一度は聞き覚えがあるはず。
今頭の中に、にんじんが思い浮かんでいませんか。
実はこのβ-カロテンが、ビタミンA深い結びつきがあるのです。
解説しましょう！
まず、ビタミンAは肉や魚などの動物性食品に含まれるレチノールと
人参やほうれん草などの植物性食品に含まれるβ-カロテンの２種類があります。
主な特徴はコチラ↓↓↓
ビタミンAの作用は全身におよぶため、私たちの身体に不可欠ではある反面、
摂りすぎには注意しなければならない栄養素でもあります。
特にレチノールについては過剰症が報告されているので、
毎日大量に摂ることは避けた方が良いでしょう。
摂りすぎると肝臓に蓄積されるため頭痛や吐き気の原因になる他、
妊娠初期に大量摂取すれば胎児の発育に悪影響を及ぼす危険性も。
一方、β-カロテンは大量摂取による健康被害に関する報告はなく、
体内に入ると必要な分だけビタミンAに変わり、
残りはβ-カロテンのままとどまって強力な抗酸化作用として働くと言われています。
ちなみにβ-カロテン（ビタミンA）は脂溶性ビタミンです。
覚えていますか？
脂溶性ビタミンは『油と一緒に摂ると吸収が高まる』でしたね。
さらには、β-カロテンは火を通すことで吸収が高くなるという研究結果もありますので、
茹で野菜にしてドレッシングをかけて食べたり油で炒める料理にするのが良いですよ♪
摂り過ぎても不足してもダメな難しい栄養素ですが、
効率良く吸収できる方法を知って実践していきましょう♪
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